カレンダーQRコードによる情報配信「5月」は、 先月発刊した人工製品総合カタログ「AERU:あえる」について、ご紹介させて頂きます。
「ひとの、くらしに、あえる。」がメインテーマの「AERU」カタログ。掲載商品は人工素材とした製品ばかりですが、天然の樹木や景石を否定するわけではありません。私たちは常日頃、竹、木、石、緑、の各々の天然物の美しい外観や心地良さに、尊敬の念を抱きつつ製品開発に取り組んでいます。耐久性や重量に対して感じる不便を人工製品で解消する。天然物が使えない場所に一部だけ人工物を入れる。そんなシチュエーションで、お役に立てればと思っています。
竹、木、石、緑、の4つのカテゴリーに絞り、それぞれを人工素材で製品とする。今回、単純で明確な方向性を示しました。さらに私たちがこれから製品に込めた決意を3つの約束としました。①人工竹やプラドで評価を頂いているリアルな再現性②納まりがキレイで取り付けしやすい施工性③いつまでも美しい色や見た目を保てる恒久性。この3つの約束は、私たちの製品、サービスの指針です。
今回のカタログはホームページとの連動も意識しました。紙面だけでは伝えきれない製品のクォリティをスマートフォンやタブレットなどのモバイル端末で原寸大に拡大して、何処でも簡単にご覧頂く事が出来るサービスも新たに取り入れました。
今回カタログを新しく発刊するにあたり、表紙について社内で活発な意見交換会を何度も実施。現実をリアルに捉えた写真画像ではなく捉え方が十人十色のイラストを採用することになりました。イラストは空気感やアイデアを形にして伝えることを得意とし、「下町ロケット」の装画も手掛けた木内達朗さんに依頼。プランナーの自由な発想で製品を活かして頂きたい想いを込め人工物と自然、人の暮らしを季節感も加え、デジタルとアナログを和えた絶妙なバランスで描いて頂きました。商品とともにご欄頂きたい素敵な挿絵たちです。
最後になりましたが、掲載している製品画像を大きい画像で再度ご紹介させて頂きます 。